新卒フリーターの成長日誌

大学を卒業してフリーターとなった僕の成長ブログ。毎日の学びや感じたことを痛い感じで書いていきます。

自己啓発ばっかりしていないで思考を深める訓練をして欲しい

こんばんは。

今日は仕事がお休みではありますが、ふと思い立ったのでブログ更新。

 

最近というかここ数年、周りの友人で自己啓発セミナー自己啓発本にはまっている人が非常に多い。それ自体は何も否定しないし(というか僕も本読んだりするし)、全部一括で嫌悪感を覚えたりはしない。

 

自己啓発に「ハマっている」彼らは、たいていFacebookTwitterの更新頻度があがり、自分の意見や深い考えを発言するようになる。行き過ぎると政治関連や外交関連のバイラルメディア記事やブログを引っ張ってきて「マスメディアの情報は信じられない」など、やや過激ともとれることを言うようになる。

 

過激なのは控えて欲しいが、僕は基本的に自分の意見をいうことには賛成なのだが、全く深みを増して行かない人が多いのが気になるところ。

 

言ってしまえば、「お前のその考え、他人の受け売りだろ」って人が多い。

 

大抵セミナーで「情報を発信して、そして取りに行こう」などと言われて実行しているんだろうけど、たぶん取得している情報の質が低いんだと思う。変なブログ記事やしょうもうないバイラルメディアの記事を引っ張ってきての発言には全然響くものがない。それなら、自分で調査して長いブログでも書いて欲しい。

 

また(マス)メディアが信じられないというならば、様々なテレビ局のニュースや様々な新聞を読み比べしてみて、どこが信じられないのか、逆に何が真実なのか、感じる違和感や確信を自分なりに整理して言語化してみて欲しい。

 

そして、彼らに共通して足りないのは思考を深める訓練だ。僕も短絡的な意見になるが、それこそ古典や名著と言われる「むつかしい本」に立ち向かって理解する努力をして、思考を深めて欲しい。権利収入と自由について語るなら、まずは労働について深く知ってほしい。僕は全然詳しくないから的外れかもしれないが、マルクス資本論だとかあのあたりの経済学者、思想家の本を読みまくって勉強して欲しい。

 

思考を深める訓練が足りていない彼らに共通しているのは、いわゆるリベラルアーツ的な知識が圧倒的に不足しているということ(僕の偏見かもしれないが)。政治や労働を語る前に、歴史を知れ。先人たちが築いてきた知見を知れ。とりあえず有名な書籍は全部読んでみるくらいの気概が欲しい。

 

自己啓発セミナー自己啓発本は、自分の夢や目標を達成するための方法を示してくれるかもしれない。自分を変えてくれるものかもしれな。けどその方法は結局自分で行動しないとなんら意味ないし、自分が動かないと自分は変わらない。

 

そして本当に実現するために、自分が生きる社会について、歴史や構造を理解している必要がある。本質を理解した上で、咀嚼して自分の意見を作っていこうよ。

 

薄っぺらい発言を繰り返す友人の投稿を見ながら思ったことを一気に書きました。

(一気に書いて読み直しすらしていない)

 

失礼いたしました。

 

それでは。